ココナラでデザインを頼もうとしているあなた。
どうしても気になるのが、実際にどんな感じでやりとりをすればいいの?ということではないでしょうか。
- デザイナーってどんな雰囲気なの?
- やりとりの言葉遣いは?
- どこまでリクエストをしているの?
- 文章以外でイメージを伝える方法は?
- 細かいところまで注文していいの?
- 料金相場はどれくらいだったの?
僕も自分の写真からイラストを書いてもらいました。それがこのイラスト。

- 料金は4200円
- 納品までの日数は19日
- 修正依頼は無料で1回
- メッセージのやりとりは5往復
結論から言うと、ちゃんとしたプロにお願いしてよかったと言うこと。仕上がりももちろん大満足でしたが、依頼したデザイナーさんとのやりとりが心地よく、血の通ったお仕事を依頼することができました。
外からではなかなか見えにくいデザイナーとのやりとり。今回は実際に似顔絵を依頼した流れをレポートします。
\ デザイン業界のアマゾンで仕事を依頼してみる /
ココナラでデザインを購入したときの一部始終流れ
早速ですが、最終的にこんなイラストを描いていただきました。

どうですか?めっちゃ気に入りました。これがかなり似ているんです。
イラストを描いていただいたのは、kettle_to_peaceさん
僕自身も小さな子供がいる身という事もあり、kettle_to_peaceさんのように親近感を感じる製作者さんが多いもの、安心感を感じる点でもあります。
ココナラでの販売実績も多く、どこからどう見ても安心できるイラストレーターさんです。
- 作品のクオリティと対応に満足できた
- 血の通ったやりとりができた
- 文章だけでは、こちらのイメージを伝えにくい
- 最初に自分のイメージをまとめておくの大事
- 自分の好きなテイストを探すのが大切
- プロなのでいろいろ察してくれて、ほぼ自動的にできあがる
- 初回クーポンがもらえるので安くできる
気になるデザイナーを探す
最初にして1番大切なデザイナー探しです。
ここでテキトーに選んでしまうと、後で痛い目にあってしまうので、慎重に決めないといけません。
- 自分が求めるデザインとマッチした作風か
- 過去の実績が多いか
- 購入者からの評価は良いか
- 自分の予算内で依頼できるか
デザインは自分の好みか、そうじゃないかで評価が変わります。なるべく自分と感性が近そうなデザイナーに仕事を依頼するべきです。
僕の場合は、カテゴリーを「似顔絵」に絞り込んで、1ページ目から順番に探していきました。
気になったデザイナーさんがいれば、お気に入りに追加して、候補を挙げていきます。

僕が今回イメージしていたのは、シンプルな線でゆるい感じのイラストでした。最終的に候補に上がったのは上の画像の3名のデザイナーさん達。
ここまで絞り込めたら、あとは予算や口コミを参考にしつつ、最終的にこの人!というの決めます。
DMで話しかける
気になるデザイナーさんが見つかれば、ココナラのDM機能で話しかけてみましょう。
料金や納品についてなど、気になることがあればここで質問をすることもできます。
この時点では正式発注ではありません。気になることを聞くだけ聞いてみるというイメージでOKです。
気になることはこの段階でクリアにしておく方があとあと、ラクです。
- こんなアレンジはできる?
- もっと早く欲しいんだけど?
この時のやりとりで、そのデザイナーさんがどんな対応をしてくれるかも分かります。
相談に乗ってくれる人や、アイデアを出してくれる人がいれば、安心して頼んでもいいでしょう。
正式に依頼する
デザイナーさんがどんな風に僕の似顔絵を描いてくれるのか楽しみです。
今回は似顔絵ですので、この時点でデザイナーさんに写真を渡します。
あえてふざけた顔つきの写真にしようか、イケてる顔の方が…など、変に見栄を張っている自分がいます。
どんな感じで仕上がるのか、期待しながら購入ボタンを押します。
購入すると、デザイナーさんと直接やりとりができる「トークルーム」へと移動します。
このトークルームでデザインの方向性を決めたり、質問をしたり、途中のチェックを進めていくことになります。
まずは、デザイナーさんからの最初の質問に答えます。

今回であれば、似顔絵をどんな用途で使うのか、色はどうするのか?というような情報をデザイナーさんと共有してもらいます。
こちらから必要な情報・写真やイメージを伝える
基本的にはテキストメッセージでやりとりが進みます。
自分のイメージをデザイナーさんに説明しようとすると、文章だけでは伝わりにくいニュアンスが出てくると思います。
たとえば色味やデザインのタッチなど。文章だけで説明するのは限界があります。そこで僕がとったのは、ピンタレストで参考画像を用意するという方法でした。
言葉で表現しにくい場合は、ビジュアルを渡す方が伝わりやすい場合があります。デザインの現場では、日常的に行われているやり方です。
もちろんこれだけで、僕のイメージしているものが100%伝わったかというと、そうではないはずです。
このギャップを埋めるには、自分の要望はなるべくたくさん言う方がいいと思います。
デザインができあがってきた後で、「やっぱりこうしたいんです…。」となる方がデザイナーとしても大変です。かなりモチベーションが下がる行為ですので、あまり良いやり方ではありません。
双方が気持ちよくできるためにも、わがままは最初に全部伝えるべきです。
- SNSやブログのアイコンとして使う似顔絵
- 青や紫の淡い色味
- 非現実的な色の組み合わせ
- 服の柄は「きのこ柄」
- ひたいのホクロは「ナシ」
- あごひげだけ再現
- 顔は写真を反転させた角度で
全部で7つの要望になりました。
ちょっとわがまま言い過ぎかなと思いつつ、小出しにする方が頼みづらくなるので、最初に全部の要望をぶつけて見ました。
デザインをしてもらう
そうこうしているうちにデザイナーさんから返信がありました。

丁寧なメッセージが届きました。こちらの細かい要望にも対応してくれるようです。
そして僕が1番こだわりたい色については、意外にもいくつかのバリエーションを提案してくれるとのこと。
3パターンなのか、4パターンなのかは分かりませんが、選ぶという楽しみも増えました。
安心して仕事を依頼できそうですが、どうしても気になった2つのことを質問しました。
- 納品データ形式のサイズは?
- 修正についての細かいオーダーはできるのか
気に入ったデザインを作ることに夢中になりすぎて、いただけるデータの形式やサイズにまで気が回っていませんでした。
また修正もどこまで対応してくれるかも、ちゃんと確認しておかなければいけません。
これについても、回答してくれました。

依頼した段階ではSNS用のアイコンとして使うつもりでした。しかしよくよく考えると名刺などの印刷物を作ることがあるかもしれません。
デザイナーさんからの「追加料金を頂ければご希望の形式や解像度での納品も可能です。」という提案もあり、元データも納品してもらうことにしました。
ココナラには、「おひねり」というデザイナーに追加料金を支払う機能があります。今回はサービスを購入した後だったので、おひねりとして1000円の追加料金を支払うことに。
あとは、どんなイラストができあがるのかを楽しみに待つだけ。
出来上がりをチェックする

待つこと16日。3つの色違いバージョンを提案してもらいました。
髪の色が決め手となり、今回は1番左側のイラストをベースに作ってもらうことに。
いただいた画像をくまなくチェックします。どこを見ればいいのか分かりにくいと思いますが、僕の場合は2つの視点でできあがった作品をチェックしました。
- 全体の雰囲気が理想通りか
- 細かく見て違和感がないか
この時点でのチェックは超重要です。
見落としがないようにしっかりチェックしたいところですね。拡大・縮小しながら気になるところは、ぜんぶ修正してもらうようにします。
僕の修正依頼は以下の2つ。
- 目の位置を合わせる
- 文字をもうちょっと中に入れる

よく見ると左右の目の高さがズレていました。これを違和感のないように調節してもらいます。
そして、ツイッターのアイコンとしても使えるように、丸枠で囲もうとしています。試しに丸枠で囲むと、少しだけ文字が切れてしまいます。
この2つを修正していただきます。

ほんの細かいところですが、ちゃんとこだわることでクオリティの高いデザインになります。
OKならこのままクローズする
修正後のデータを最終チェックします。気になる点はなかったので、これでOKとデザイナーさんにお伝えします。

ここで注意したいのが、添付されたファイルが最終的な納品物ということ。忘れずにダウンロードしておきましょう。
こちらからも最後のお礼メッセージを送信して、やりとりは完了です。
ココナラでデザインを実際に依頼して注文して、「こういうところが便利だな」と思ったのは、以下のようなものでした。
- 作品のクオリティと対応に満足できた
- 血の通ったやりとりができた
- 文章だけでは、こちらのイメージを伝えにくい
- 最初に自分のイメージをまとめておくの大事
- 自分の好きなテイストを探すのが大切
- プロなのでいろいろ察してくれて、ほぼ自動的にできあがる
- 初回クーポンがもらえるので安くできる
- こちらが想像もしていなかった提案をしてくれる
- できあがりを想像しながら、完成を待つのが楽しい
相談すれば親身になって話を聞いてくれるので、インターネットのやりとりとは思えない、まるで知り合いのデザイナーに依頼しているような安心感がありました。
やりとりが増えるにつれ、どんどん色んなことを質問してもいいんだ、という気にもなりましたし、こちらの質問に答えてもらうにつれ、どんどんと信頼も深まります。
完成を見たときの「すげえ」という感動はなかなか味わえるものではありません。
お仕事ライクになりがちな、他のクラウドソーシングに比べ、血の通ったやりとりになりました。
気になる支払総額は4200円
順番は前後しますが、これまでのやりとりは購入をすませてから進みます。
ちなみに今回僕が支払ったのは4200円
実は20%オフのクーポンを使ったの800円ほど割引になりました。もちろんデザイナーではなく、ココナラ側が割引分を負担する仕組みなので心配いりません。

実はココナラでは割引クーポンが配布されることもあり、僕のようにタイミングが合えばちょっと安く購入することもできます。
今回はなんと20%オフクーポンが使えるので、800円も安くなりました。
地味にうれしい仕組みです。
\ 初回クーポンをもらってデザインを依頼する /
ココナラの3つのデメリット
良いことばかりに見えるココナラですが、ダメな点はないのでしょうか。
- 個人デザイナーが多いので、売り切れの場合がある
- 価格設定が自由なので、割高なものもある
- 実績のあるクリエイターを選ばないと痛い目に合う
個人デザイナーが多いので、売り切れの場合がある
ココナラのデザイナーの多くは、個人で仕事をしている場合がほとんど。そのためクオリティを保ったままこなせる仕事量にも限界があります。
依頼したい時に、人数満枠で対応してくれないという場合もあります。
悲しいですが、あまりに多くの仕事を受けていると、クオリティの低下にもなります。発注する僕たちとっても良いことではありません。
デザイン自体は売り切れません。依頼したいデザイナーさんに余裕ができればすぐに受付再開してくれるでしょう。
それまで自分のイメージをさらに膨らませながら待ちましょう。
価格設定が自由なので、割高なものもある
ココナラではデザイナー自身が価格を自由に決めることができます。
変な話ですが、そのデザイナーに実力があろうとなかろうと、高い価格にもできてしまうのです。
逆に良質なデザインを低価格で提供しているデザイナーさんもいるので、見極めが必要です。
この料金設定のルールは、デザイナーの立場を守るためのココナラ側の配慮でもあります。他のクラウドーシングに比べて割高な印象はありますが、その分デザイナーが力を入れて作業してくれます。
実績のあるクリエイターを選ばないと痛い目に合う
上の話にも関わってきますが、失敗をしないためには、デザイナー選びは慎重にしないといけません。
実力のあるクリエイターを見分けるには、実績と評価ををみるといいでしょう。
ココナラは購入した人自身がデザイナーを評価をする仕組みがあります。アマゾンや楽天市場にも、レビューがありますよね。それに近い感じです。
見極め方としては、過去の販売実績がたくさんあって、購入者の評価も高いデザイナーを選ぶといいです。
ココナラの5つの魅力

あらためて言うと、ココナラ
あなたにもなじみがある、アマゾンや楽天市場のようなショッピングサイト。まさに感覚としてはこれに近いです。
たくさんのデザイナーを見比べながら、自分の欲しい理想のイメージを探すことができるので、ながめるだけでも楽しいです。
- デザイン事務所や有名デザイナーも登録している
- 親身になってくれるデザイナーが在籍している
- 細かいオーダーや変わったお願いなどを事前に相談できる
- 料金がわかりやすい
- デザイナーの稼げる場なので真剣な人が多い
デザイン事務所や有名デザイナーも登録している
中には、海外での受賞歴がある有名デザイナーも在籍していて、普通に依頼することができます。
たとえばこの方です。

キンモトジュンさんの販売ページ
この絵柄をどこかでも見たことはありませんか?このような感じで、誰もが知っているデザインを手がけたクリエイターに個人でも依頼することができるのです。
この辺りはすごいですよね。普通はそんな人にデザインを依頼するのは不可能ですよ。それが常識的な範囲の金額で依頼できるのはすごいです。
このように実力のあるデザイナーがたくさん在籍しているので、確実にデザインを依頼することができます。
親身になってくれるデザイナーが在籍している
僕自身の体験談にも出てきたように、かなり親身になって相談をしてくれるデザイナーさんがいます。
僕が依頼したデザイナーさんは、丁寧な回答をしてくれましたし、プロフィールを見てみると、子育て中だったり、独立したばかりのデザイナーさんだったり。
こういう境遇や環境を知ることができるのも、親近感を感じやすいところです。血の通った一人の人間なんだなぁと安心して仕事を依頼できるようになります。
また、ココナラ自体の仕組みとして気軽にデザイナーにメッセージを送れる「トークルーム」の機能が便利です。
気になったことを思い立った瞬間にメッセージを送信できるので、テンポよく話が進みます。
細かいオーダーや変わったお願いなどを事前に相談できる
自分のこだわりを突き詰めると、他の人が気にしないようなことや、変わったことをしたくなることもあります。
それが実現可能なアイデアかどうかを、事前に相談できるのも魅力です。
手間がかかりそうなアイデアだったり、あらかじめ相談できていれば、不安も少なくなるでしょうし、あなた専用の料金を提案してくれます。
料金にも、実現可能かどうかも事前にはっきりした上で、依頼できるので失敗も少ないでしょう。
料金がわかりやすい
ココナラはまず最初に、お金を支払うシステムです。デザインができあがってから、「●●円です。」と請求されるシステムではありません。
料金が不透明なまま、作業が続くことはなく、不安はありません。
デザイナーの稼げる場なので真剣な人が多い
デザイナー目線で見ても、ココナラは使いやすいサイトです。
中にはココナラの売り上げだけで生活している人もいるほど。
これは発注側から見てもありがたいこと。お金が稼ぎやすいということは、それだけ真剣なプレイヤーが増えます。
腕の良いデザイナーが集まれば集まるほど、選択肢は増え、デザインの質も上がるはず。
他のクラウドソーシングサイトとの違い
もう1つのココナラの特徴として、ほかのクラウドソーシングサイトとの違いがあります。
たとえばクラウドワークスを例に挙げて見ましょう。
仕事の依頼方法は、複数のデザイナーにデザインを応募してもらうコンペ形式です。
1度にたくさんの案が集まるのがメリットですが、事前にデザイナーとの個別のやりとり薄い分、こちらのイメージ通りに仕上がりにくいのが欠点です。
万が一気に入ったデザインが応募されなくても、あるものの中から1つを選ばないといけなかったりと、理想を追求するには微妙なケースもあり得ます。
その点、ココナラは最初から、1体1のやりとりになるので、意思疎通ができないという心配はありません。
まとめ
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さて、今回はSNSやブログで使う予定の似顔絵イラストを描いてもらいました。デザインができあがっていく工程は、思ったよりも楽しく、相談しながら出来上がるデザインには、納得感がありました。
今後も長く使っていきたくなりましたし、僕自身もこれから新しくはじめるビジネスへのモチベーションも上がりました。
というわけで、思い通りのデザインを作るには、腕の良いデザイナーに依頼するべきというのが今回の結論となりました。
ある程度の予算は必要ですが、デザイナーに頼むというのが、長く使えて、あなたの思い通りのもを作れます。
\ 自分のビジネスの顔となるデザインを作ってもらう /
最後まで読んでもらったお礼に、僕もちょっとだけお手伝いさせていただきましょう。名刺をデザインしてもらう時くらいしか使い道はありませんが。

自由にダウンロードできるので、デザイナーさんに「これを使ってください」と、渡してもらえばOKです。


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